北朝鮮による拉致問題、そして北朝鮮”北送・帰還・帰国”事業(いわゆる「帰国事業」)はどちらも北朝鮮による人権犯罪です。
横田めぐみさんの同級生として、これまでめぐみさんの救出を訴え続けてきた池田正樹さん。
17歳で「北朝鮮は地上の楽園」という嘘の宣伝によって北朝鮮へ渡り、43年後に脱北して北朝鮮の実態を訴え、金正恩を相手取った裁判などを行なってきた川崎栄子さん。
2024年3月30日、クロスパルにいがた(映像ホール)において、二人が登壇して「拉致」と「帰国事業」による人権犯罪の悲惨さを訴え、一刻も早い救出と、二度と同じ過ちを繰り返さないことを訴えました。今年は13歳で拉致された横田めぐみさんが60歳の還暦を迎える年です。「帰国事業」被害を裁判で訴える原告団も高齢になり死去される方、体調を崩される方がいて、時が急がれています。
司会は元新潟総合テレビアナウンサーでフリーアナウンサーとして活躍する松村道子さんが務めました。
当日は新潟市内、遠くは北海道からも、100名ほどの方々が訪れ、二人の講演に耳を傾けました。
また、多くの参加者から心温まる寄付をいただきました。今後の北朝鮮人権問題を啓発するために役立てさせていただきます。
私たち新ボトナム会は、7月6日・7日にも「再会」の願いを込めた七夕の行事を開催する予定で、訪れた方々は北朝鮮で犠牲になっている拉致被害者や「帰国事業」被害者へ思いを寄せ、短冊にメッセージを記入していました。
また、池田正樹さんが代表を務める「横田めぐみさんとの再会を誓う同級生の会」では、めぐみさんの60歳の誕生日である今年10月5日(土)に、新潟県民会館小ホールにて「横田めぐみさんおかえりなさい」チャリティコンサートを予定しています。
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